金銭的には足りているけど…あえて「完全リタイア(FIRE)」しない理由

サイドFIRE
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公務員を辞めて、週3の専門職パート+配当金生活を始めました。

一方で、我が家は夫がまだフルタイム勤務をしています。そのため、自分が完全に仕事を辞めてFIREしてもお金の面では大丈夫そうです…。

教育資金や老後資金も含めてシミュレーションした結果、自分自身は働かなくても生活できる状態になっていました。

え、じゃあ完全にFIREすればいいじゃん!

…そう思う方もいるかもしれません。

でもあえて週3日間働き続ける、サイドFIRE(バリスタFIRE)を選んでいます。

この記事では、資産所得だけで生きていける状態なのに、完全には辞めない理由を書いてみました。

「会社員・公務員を辞めたいけど、完全に辞めるのは怖い」

そう思われている方の、ヒントになれば嬉しいです。

そもそも、働くこと自体は嫌いじゃなかった

公務員時代、「このまま決められた時間に出勤する生活を60歳までするのは嫌だ」と、何となく思っていました。

でも、価値観マップを作成したり、いろいろな人たちと話す中で、自分の理想とする生き方を深堀しました。結果、嫌だったのは働くことそのものじゃない!と気づきました。

嫌だったのは、「週5日でフルタイム・副業できない・同じ人間関係に縛られる」という環境でした。

(まぁ他にも不満はありましたが…)

自分1人では気づけなかったと思います。誰かと話して、自分の価値観を深堀する大切さを実感しました。

自分が何者なのか?決めておきたかった

完全にリタイアした自分を想像してみたとき、ふと不安になりました。

「どこにも所属しないって、怖いな…。」

現在、個人事業主として少しは仕事をしているのですが、収益はさほどありません。なので、完全にリタイアしてしまうと、ただの無職になってしまいます。

一方で、パートで仕事をしていると誰かと関わったり、必要としてもらえたりします。

転職活動をしていたとき、今の管理職から「技術のできる人に、ぜひ来てほしい」と言ってもらえました。それを聞いて、自分は必要とされてるんだ!と感じました。

誰かに必要とされること。社会の中に自分の役割があること。

これを完全に手放してしまうのは、私にとってはまだ受け入れにくかったです。

14年積み上げた専門性を、手放したくなかった

技術系公務員として、14年。大学時代から学んできた分野を、ずっと仕事にしてきました。

それを急に切り捨てるのは、もったいないと思っていました。実際、専門分野自体は好きでした。

週3でも関わり続けていれば、知識も感覚もアップデートできる!

今までの経験を捨てたくなかった、というのが正直な気持ちです。

子どもや家族に、働く姿を見せたかった

いろいろな働き方があるというのを、子どもに知ってもらいたい。

完全に仕事を辞めてしまうより、「お母さんはこういう仕事をしているんだよ」と言える自分でいたい。

父がサラリーマン。母(自分)は週3会社員でバリスタFIRE。いろいろな働き方がある、というのを子どもたちに見せたかったです。

生活リズムを整えるため(リタイアすると、私はだらけてしまう)

これは少し現実的な理由です。

完全にリタイアして、毎日まったく予定がなくなったら……。

正直、私はだらけてしまう自信があります。笑

週に3日、行く場所と役割があるからこそ、生活に張りが生まれます。

完全な自由は、意外と自分を持て余してしまうのかもしれません。

正直に言うと、「働いていない自分」がしっくりこなかった

最後は、いちばん本音の部分です。

完全に仕事を辞めた自分を想像したとき、なんだか落ち着かない気持ちになりました。

「無職です」と名乗る自分が、自分の中でしっくりこなかった。

完全に見栄ですよね…。でも、これも正直な気持ちです。

週3でも働いていることで、「仕事してます!」と胸を張って言える。

私にとっては、それが心地よかったんです。

FIREしてます!とは他人の前で言えないですしね。

まとめ:FIREはゴールじゃなく、「選べる自由」を手に入れること

お金が足りていても、私は完全には辞めませんでした。

理由を並べてみると、

  • 働くこと自体は、嫌いじゃなかった
  • 社会とのつながりや居場所がほしかった
  • 積み上げた専門性を手放したくなかった
  • 子どもに働く姿を見せたかった
  • 生活リズムを整えたかった
  • 「働いていない自分」がしっくりこなかった

こうして書き出してみると、お金以外の理由って、こんなにたくさんあるんだなと、自分でも改めて気づきました。

FIREは、完全に仕事を辞めて資産所得のみで生活するだけではないと、私は思っています。

「辞めたいけど、完全に辞めるのは怖い」と感じている方に、こういう選択肢もあるよ、と伝えられたら嬉しいです。

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