サイドFIREする準備ができた!でも、いざ職場をやめるとなると、なんて説明すればいいんだろう…。
職場を退職する上で、「理由をどう説明するか」を迷う方もいると思います。
FIREが目的とは言いにくいし、かといって嘘をつくのも後味が悪い…。
この記事では、公務員を辞めてサイドFIRE生活へ移行した私が
・実際に上司にどう伝えたか
・退職前に何をしたか
・辞めてみてどうだったか
…など、体験談を解説しています。
公務員を辞めることにした理由

私は大学卒業後、公務員としてフルタイムで働いてきました。安定していて、給料も決まった額が入ってきます。産休育休・福利厚生もしっかりしていて、女性には続けやすい職場でした。
ただ、フルタイムで働きながら、自分のやりたいことを並行するには、時間が足りないし、制約も多かったです。
公務員は副業が法律で禁止されています。農業や不動産など、許可を取ればできる副業もありますが、ほとんどは自由にできないと言っても過言ではありません。
何よりも副業が自由にできない。私にとってそれが一番のネックでした。
サイドFIREという言葉を知ったのはしばらく前のことです。「完全にリタイアするのではなく、週数日だけ働きながら、あとは自分の時間にする」というライフスタイルが、自分の理想にぴったりはまりました。
外で専門性を活かして働きつつ、自分の好きな副業もする。そのために、安定した公務員を手放すことにしました。
いつ、どのタイミングで伝えたか
退職の意志を上司に伝えたのは、約半年前、異動希望面談の時期です。
職場によっては、年に1度、人事異動の希望を確認する面談があります。
上司に「辞める場合、いつまでに伝えればいいですか」と事前に確認したところ、「人事面談の前には教えてほしい」という回答でした。
実際、1か月前に退職を告げられ、人員配置で困ったこともあるそうです。
法律では、期間の定めのない雇用契約の場合、退職予定の2週間前までに職場に伝えれば良いのですが…
辞めることを考えている方は、まず「いつまでに伝えるべきか」を上司に確認するのが一番スムーズだと思います。職場によって異なりますが、半年前を目安にしておくと余裕を持って動けます。
伝える順番は、直属の上司→人事の順番です。上司を飛び越えて人事へ話を持っていくのは、避けた方が無難です。
上司・同僚への説明方法は?
「サイドFIREのために辞めます!」・・・とはもちろん言えませんでした。
大きな組織で長年働いてきた人にとって、個人事業主という働き方はあまりなじみがありません。
実際、上司へ伝えた内容はこうです。
「週3日のパート勤務に切り替えて、子育てと両立しながら、在宅でできる仕事をやっていきたいと思っています」
嘘ではありません。実際に個人事業主として開業届は出したし、子育てとの両立も本音です。サイドFIREという部分は伏せました。
結果として、「夢を追っている人」だと思われました。笑
同僚へも、退職する3か月ほど前から徐々に伝えていきました。
「そんな働き方、憧れます!」「自分の得意を活かせて羨ましい」と言われた一方で…
「もったいない!」「宝くじ捨てたようなもんじゃない?!」という反応もありました。
副業の内容に興味を持たれたりもしましたが、あまり具体的なことは言いたくなかったために、適度に濁して伝えています。
退職前にやっておいてよかったこと
資産編
勢いで辞めなかったことが、今振り返ると一番よかったと思っています。
退職を決意してから実際に辞めるまでの間に、ライフプランのシミュレーションをしっかりやりました。
具体的には、収入が「週3パートの給与+配当収入」に下がった状態で、子どもの教育費や老後資金を含めて家計が成り立つかどうかを試算しました。
シミュレーションの結果、「収入は下がるけど、資産の取り崩しなしでもなんとかなる」という見通しが立てられたことで、踏み出す決心がつきました。逆に言うと、このシミュレーションなしには辞められなかったと思います。
感覚ではなく数字で確認する。サイドFIREを目指すなら、この準備だけは省かない方がいいです。
仕事編
仕事に関しては、とにかく以下を心がけました。
・退職まで誠実に働く。
・事前の引継ぎをしっかりやる。
もう辞めるから…と言って、いい加減に仕事をしていては印象が悪いです。
また、引継ぎもスケジュール感を持って行いました。
その甲斐もあってか、退職前には有給消化も十分に行うことができました◎
辞めてみて、実際どうだったか
公務員を退職して数ヶ月が経ちました。
資産面での後悔は、今のところありません。相場にも恵まれた部分はありますが、シミュレーションしたおかげだと思っています。
現在の仕事柄、前職の人と関わることもありますが、良好な関係を築けています。そもそも、前職の人たちは非常に忙しそうなので、良い意味で興味を持たれていません。
ただ、予想外だったのが「肩書がなくなる喪失感」です。
14年間、組織の看板を背負って自己紹介してきました。
その肩書が消えた瞬間、なんとなくモヤモヤしました。お金の問題ではなく、アイデンティティの問題ですね。
サイドFIRE実現した人であれば、勤勉でそれなりの肩書があった人も多いことでしょう。
肩書=自分の価値と思っていることを、手放していかないといけませんね。
まとめ
サイドFIREのために退職するときのポイントをまとめます。
- 退職を伝えるタイミング:職場の人事スケジュールに合わせる(目安は半年前)。
- 退職理由の伝え方:サイドFIREとは言わず、具体的な働き方(週3・副業内容)を説明するのが現実的。
- 退職前の準備:収入が下がった状態でのライフプランシミュレーションは必須・退職まで誠実な対応を。
- 辞めた後の心理面:お金よりも「肩書がなくなること」の方が意外とこたえる。
サイドFIREという言葉は職場では使えなくても、準備して辞めることはできます。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!

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